路傍の礫石

ふと気が付けば見える、足元を支える小石たち

夜は短し歩けよ乙女(2017)

久しぶりの更新。まだコーヒー&シガレットという作品を見ている途中でしたが、嫁に誘われるまま映画館へ。 原作に関しては大学生くらいの頃に「四畳半神話体系」と共に購入したが、積んだまま未読リストに保管中のため、実質予備知識無しと変わらない状態で…

コンスタンティン(2005年)

肺癌で死にそうだけど今さら手遅れで止められず、だけど死んで地獄に行きたくないから世界の均衡のために戦うアメリカン・ダークヒーローそれがコンスタンティン。 キアヌ・リーブスのダルそうにヤレヤレ感を出しながらも、確実に悪魔を仕留めるデビルハンタ…

グッバイ、レーニン!(2003年)

私はようやく30代になり、論語の言うところの「三十にして立つ」という而立の歳を迎えることが出来た。社会主義という言葉が今よりも現実味を帯びていて、さらに身近に感じることが出来た時代のことを、私は知らない。 社会主義思想自体は世界的に見ても資本…

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年)

初めてまともにディカプリオの映画を見たかもしれない。 彼の有名な映画は数あれど、なかなか機会に恵まれず見ることがなかったが、ようやく機会に恵まれた。 トレードとマネー、セックスとドラッグ、光と影。この映画が公開された時期はギリシャ危機で西洋…

モーターサイクル・ダイアリーズ(2004)

アマゾンのプライムビデオの一覧で見つけた懐かしい映画。もう10年以上経つのかと思うと、驚くべき時の速さである。つい最近この世を去ったキューバのフィデル・カストロ元国家評議会議長のこともあり、久し振りに見てしまった。 名作はいつ見ても名作であり…

レオン (1994年)

今までに何度か見た映画ではあったのだが、完全版だけは見たことがなかったので、記念すべき最初の記事は「レオン」にしようと思う。記事を書くのを理由に、完全版を見るのはとても良い理由になるからだ。 この映画はリュック・ベッソン監督の代表作であると…