路傍の礫石

ふと気が付けば見える、足元を支える小石たち

独映画

グッバイ、レーニン!(2003年)

私はようやく30代になり、論語の言うところの「三十にして立つ」という而立の歳を迎えることが出来た。社会主義という言葉が今よりも現実味を帯びていて、さらに身近に感じることが出来た時代のことを、私は知らない。 社会主義思想自体は世界的に見ても資本…